米国におけるmRNA新型コロナウイルス感染症ワクチン投与後のアナフィラキシーの研究が報告されている。

米国食品医薬品局(FDA)は2つのmRNAベースワクチンの緊急使用許可(EUA)を発行。ファイザー・バイオンテック(EUAは12月11日発行、2回接種、3週間間隔)とモデナ(EUAは12月18日発行、2回接種、1カ月間隔)のワクチン。ファイザー・バイオンテックワクチンの100万回投与あたり11.1(2020年12月14日~23日)と、モデナワクチンの100万回投与あたり2.5(2020年12月21日~2021年1月10日)と報告されていた。

さらに情報を更新。2020年12月14日から2021年1月18日までの間に、ファイザー・バイオンテックワクチン994万3247回分とモデナワクチン758万1429回分が米国で投与されたと報告(CDC未発表データ、2021年2月)。

米国疾病対策センター(CDC)は、アナフィラキシー66件の症例報告を確認。ファイザー・バイオンテックワクチン47件の症例報告率は4.7件/百万回、モデナワクチン19件の症例報告率は2.5件/百万回。

2021年2月、米国研究。

Shimabukuro TT, Cole M, Su JR. Reports of Anaphylaxis After Receipt of mRNA COVID-19 Vaccines in the US-December 14, 2020-January 18, 2021. JAMA. 2021 Feb 12. doi: 10.1001/jama.2021.1967. Epub ahead of print. PMID: 33576785.

新型コロナウイルス感染症

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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